死刑漫画!・・・って、あの傑作のあれではない
2XXX年、東アジア共同体が結成された。共同体の加盟条件は極刑としての死刑の完全廃止であった。しかしJ国では、被告に旧死刑を求める犯罪被害者遺族の感情に配慮し遺族に特別な権利の行使を認めた。その"権利"とは・・・・?!
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★日本は安全か?
「デリーシャス」以来6年ぶりの短編作です。インドネシアじゃ石打ち死刑なんてのがあるそうだから、EUみたいに死廃止なんて東アジア共同体ではとうぶん無理でしょうな。しかしそのEU加盟国の一つフランスでは、1978年までギロチン刑をやってました。1888年じゃないですよ。1978年です。そして遺族に処刑をさせるという制度も中東のどこかの国で実際に行われていたそうです。唯一人の遺族が子供だったので、大きくなるまで死刑執行を待ったという例もあるとか。それも20世紀の話です。私は死刑廃止に賛成でもないし反対でもない。そんなのわかりません。死刑はないものの逮捕前の射殺が多い国もあり、死刑の有る日本の方が決して治安が悪い怖いどころか、むしろより安全な国である事はまちがいないと思います。スイスなんて一家に一丁銃、しかも猟銃ではなく人に向けるための軍事用ライフルがある国ですよ。しかし僕が思っている以上に世界はまだまだヤバンなんでしょうか。日本で「極刑をもとめます」と言うのはイコール「殺せ」と言ってるのと同じだから、そういうシーンがテレビでどうどうと流れるのを見ると僕は正直怖い。それに比べたら俺のマンガなんかちっとも残酷でもなんでもないだろーよ。どいつもこいつもフィルタリングしやがってボケ。(2009年9月15日)
